備忘録代わりのブログ

タイトル通りの私用備忘録。適当に残しておきたいことを書いておくブログ

現職を辞めるに至った理由

現職を8月末で退職します

Twitterとかではたまに言ってました。

踏ん切りを付けて、今の会社を離れて新しい会社で力を付けることにしました。

今の会社を辞めて次の会社に行こうと思ったのは、いくつか理由がありまして。

人間関係とかではなく、ちょっとしたことの積み重ねだなということでお話します。

まだ30にもなってないのにソースが書けない立ち位置に置かれた

前職、というか通じてアプリエンジニアとして働いていたぱせりん。

現職でも設計段階からアプリを作らせてもらって、なんとかリリースまでこぎつけました。

そのときはまだコードをガリガリ書いていたので楽しさにあふれていました。

が、保守フェーズになってくると話が変わります。

なんと、プロジェクトマネージャーという肩書きがついてしまいました。

まあその肩書きは1ヶ月で解かれたのですが、不祥事じゃねえよ体制変更の影響だよ

その次のチームでも、基本的にはいろいろなことの調整等でソースに触れられない状態でした。

その期間はなんと2ヶ月超。まだまだソース大好きなお年頃の人をとっ捕まえて * 調整

  • 橋渡し役

  • (ソースが関係しないところの)調査

と、真裏のことを修行のように強いられてきました。正直辛かった。

そしてふと

あれ、俺最後にソースコミットしたのいつだ…?

となって一人布団で泣いてました。

俺が引っ張る≒俺がチーム内1の実力≒ある分野において社内1の実力…?

半分妄想とか妄言的なことでもあると思いますが。

アプリをやっていたチームとしてはぱせりんが引っ張るという感じが定着していました。

でもそれって、そのチーム内1の実力を持っていると言われているようなものだと感じたんです。

つまり、今会社の中で(ある分野に特化しての)実力トップだと言われた気がしたんです。

なんというか、がっかりしちゃいました。

自分の実力はまだまだひよっこでアプリがちょっと出来るだけ。なのに

そんなことを言われてしまうとなると、まだ発展途上である自分の実力を伸ばす妨げにしかならないと感じました。

俺はお前に負けないくらいのアプリエンジニアになるぞ!競争だ!

って言ってくれる熱いライバルでも居たら良かったんですがね。

新規機能プロダクトを全部停止された状態ではそんな人も現れるわけもなく。

そんなときに前の上司だった人と飲みに行き、転職というか半分ヘッドハンティング的なものを受けました。

レベルの違いを聞かされた

前の上司さんは当時スペシャリストと呼ばれるような人でした。

技術的な話も出来るし、それに付随したいろいろな考え方や視点を教えてくれました。

これだけソースが書けて理解も出来て、こういう人を目指したいとよく思ったものです。

しかし、話を聞いてみたら1プログラマーとして働いている、と。

人を引っ張る立場ではなく、技術者の一人として戦っていると聞いた時に、

胸が踊ったんです。

あれだけの人が引っ張る立場に居ないということは、もっと出来る人が居る…。

それだけ自分よりレベルが高い人達がいる会社…。

もうそれを聞いたときには、いろいろ進めてもらいたいとお願いをしていました。

野望「30歳までに関東に戻る」「戻ってやっていくための実力をつける」

もともと私は関東出身の人間であり、今福岡に居るのは仕事の縁という感じです。

しかし、いつかは関東に戻りたい関東で仕事がしたいと常々思っていました。

よくプログラマーは「30歳あたりで脂が乗ってくる」と言われます。

それだけの場数を経験して成長をするのがそのあたりからなのでしょう。

しかし、現職ではソースを書くという場数を踏むことは難しいと判断しました。

そして、「30歳までに関東に戻る」「戻ってやっていくための実力をつける」という野望に

到達できないとも判断しました。

不安要素:マネタイズ

どうやってお金を稼ぐかを示すマネタイズですが、現職ではメインプロダクトが無料ということもあり

広告収入や他のところでマネタイズする、という発想でした。

ただ、お世辞にもシェアはいいとは言えず、現状広告収入とかもほぼ入ってきていない印象でした。

そのマネタイズでお金が十全に入ってくるのは何年後の話になるの?

こういう話をすると部長や上長は苦い顔をします。そりゃそうですよね、自分たちだってわからないんですから。

面白さを前面に出されてもそれでご飯は食べられない、それを理解して欲しい。

お給料が上がって仕事のモチベーションが上がるというところが何年後という話ではちょっとやってられませんでした。

仕事の報酬とは何か

お金ですよお金。Money。

仕事に対しての報酬としてお金をもらい、仕事をこなすことで信頼を得、その信頼を通じて仕事がもらえると思っています。

なので、現職代表が言い放った「仕事の報酬は仕事」という言葉は正直耐えられませんでした。

間に言葉があるのかもしれないけれど、額面だけ捉えればコスト意識の無い発言にも思えました。

その点転職先では「仕事に求めるものは何か」と聞かれ「一番はまあお金なんだけどそれ以外で」と言われ、

仕事の報酬はお金だ」と言っていい会社なんだとも感じ、転職の後押しになりました。

退職エントリを書いてみて

会社の悪口ではなく、ここを不安に思ったとかここに不満があってかつ解消できなさそうということを整理出来た気がします。

ようはもっとお金になりそうなところに行くだけなんでなにも変わらないんですけどね。